社員インタビュー

業務用インクジェットプリンタの
インラインセンサーを開発設計

Yoshifumi U.(情報科学研究科情報科学専攻 修了) 2009年入社 東京事業部 産機航宇部

業務用プリンタのインラインセンサーの改善に取り組む

大手電気機器メーカーが事業展開している業務用インクジェットプリンタの開発設計を担当しています。業務用インクジェットプリンタとは、主にポスターやカタログ、パンフレットなど商業印刷の分野で使われる大型の印刷機で、ちょっとした小部屋では収まらないほどのサイズがあります。プリンタのインクジェット部分は、インクを吹き付けるプリントヘッド、インクを硬化させるUVアレイ、色抜けを検知したり画質調整を行ったりするインラインセンサー、紙を搬送するメインシリンダーなどの装置で構成されています。これらの装置の中でわたしはインラインセンサーを担当しています。今は既存機種をより良く改善するために、この装置を設置する部品の検討を行っています。

この仕事に携わるようになったのは半年前からで、それまでは工作機械メーカーのお客さまが展開している工作機械の設計に携わっていました。プリンタのような精密機器を扱うお客さまと工作機械を扱うお客さまでは、精度に対してのアプローチが異なります。例えば、工作機械の場合だと誤差が0.05~0.1ミリであれば許容範囲として扱われていましたが、精密機器ですとその誤差に対して本当に問題がないかどうか、たくさんの試験や計算を経て検証していきます。その文化の違いに最初は戸惑いましたが、今では高品質なものづくりのための業務として真剣に取り組んでいます。

図面では付く部品が現場では付かない!?

工作機械の周辺機器の設計をしていた時のことです。事前に入念なヒアリングと検証を行い設計を進めたのですが、納品前に実際の現場を想定して工場で組立設置してみると、その周辺機器を取り付けると他の作業がしづらくなってしまうということが判明しました。現場の人をはじめ、部品作成や購入品の手続きなどで他部署やサプライヤの方などと、1カ月半もの間、検討したり協力していただいたりして、ようやく出荷できました。苦労した分だけ、達成感は大きかったですね。

入社して学んだことやこれからの目標

大学では音響工学を学び、自動車の走行音に関する研究を行っていました。自動車をはじめとするものづくりに興味を抱き、タマディックを選びました。入社して改めて思ったことは、設計は奥深い仕事だということです。いつまでも勉強していかねばならないものだと、常に実感しています。設計とひと口に言っても、今担当している精密機械と以前担当していた加工機械では、設計に求められる精度も異なります。また、お客さまによっても設計のルールやカルチャーも変わります。そういうことを一つひとつ経験していくことが勉強です。

目標は、さまざまな設計にチャレンジして幅広い知識を蓄えた設計者になることです。そのためには目の前の仕事を理解し、自分のものにすることを意識して取り組んでいます。業務用プリンタにおいても、担当している部品はもちろん、製品全体として学ぶべきところがたくさんあります。自分で調べるのはもちろん、周囲の人に聞きながら日々、知識を吸収しています。いまはこの分野で誰に何を聞かれてもわかるような設計者になりたいですね。

タマディックのいいところ

先輩社員や上司とも、構えることなく話ができる風土の会社です。今まで一緒に働いてきた人に、「この人嫌だな」という気持ちを抱いたことはありません。世間話やくだらないことでも気軽に話ができますし、いい人たちがたくさんいます。また、同期間の仲はとても良いです。タマディックは東京と愛知を拠点としており、同期もその2エリアに分散しています。わたしは東京に勤務していますが、入社して間もなく10年が経とうとしている今でも、東京だけではなく愛知で働く同期たちとも集まって情報交換をしています。

学生へのメッセージ

興味のある仕事を選んでください。興味がないと、やる気が起こらないので、自分の力も伸びないと思うからです。これは仕事に限ったことではありません。遊びでも同じです。わたしは映画を観たり、小説や漫画を読んだりというのが趣味ですが、そういう楽しいことは忙しい中でも時間をちゃんと確保しています(笑)。まずは自分が何に興味があるのか、そこを整理することから始めてほしいと思います。

取得した資格

「3次元CAD利用技術者 試験 1級」
「技能検定 機械・プラント製図(機械製図CAD作業)2級」

3D-CAD利用技術者は仕事で使うCADツールで受験できることもあり、腕試しも兼ねて挑戦しました。試験勉強をしていく中で初めて知る機能もあったり、ツールをより理解するいい機会になりました。機械・プラント製図技能検定は、図面に対する知識が増えるので、挑戦しました。

一日のスケジュール
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